裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

ホリエモンと産経新聞

ホリエモンこと堀江貴文氏がテレビで、「産経新聞を、昔に産業経済新聞だった頃のように、経済色豊かで、日経新聞に負けないような新聞に変えたい…」というようなことを言っていた。

それを見たのは、今朝のモーニングサテライトにおいてであったのだが、それは、どうやら、昨夜のワールドビジネスサテライトホリエモンがしゃべっている場面を録画放送していたものらしかった(私はモーニングサテライトは見るが[しかも、日経CNBCでの再放送で見る…]、ワールドビジネスサテライトは見ないことが多いので…)。

まあ、そのようになることはまずないと思うが、仮にホリエモンがそのような考えをお持ちであれば、「ホリエモンはん、もうちょっと考えておくんなまし!」と言いたい。

産経新聞は、「サンケイ」というカタカナ言葉の持つおちゃらけたイメージと、軽快(軽薄?)なテレビCMの影に隠れながら、読売新聞を数段上回る最保守系のメディアとして固定ファンの心をガッチリとわしづかみにしている新聞である(毎朝、「そうだ!そうだ!」とつぶやきながら産経新聞を読んでいる校長先生や教頭先生、社長さんや役員さん達の顔が見えるようではないか!)。

どちらかと言えば左翼色の強いメディアが多いの中で、ひとり気を吐いて(読売もいるが…)、行き過ぎ(たまについていけない…)なぐらいに真っ当なことを述べ続ける数少ない健全なメディアの一つであり、その存在自体が宝みたいなものなのである。

また、朝日新聞にことあるごとにムキになって噛み付いて、こちらを痛快な気持ちにもさせてくれる清涼剤的な存在でもある。

それに、夕刊を廃止したり、「正論路線」を貫くことによって、着実に部数も伸びているはずで、現状に別段問題はないはずである。

また、真の右翼思想は「攘夷」なはずなのだが、自分からアメリカの思惑や政府の思惑に丸め込まれようとする潔さに目をやるまでもなく、どこまでも現実路線なのが産経のアジであり、強みであるともいえる。

ホリエモン氏は産経新聞のそのような一面について良くわかって意見を述べられているのだろうか?

彼の場合、ただ単純に思いつきに近い感覚でそのようなことを言っていそうで怖い…。

…とここまで言いながら、私は産経と朝日の購読をやめて、日経だけにした “裏切り者“だが(一時は3紙取っていたのだが、さすがに読むのが辛くて…)、今でも産経のファンではあることには変わりはない(ちなみに、朝日は大嫌いなのだが、産経と比較しながら読むと楽しいし、産経をとると、販売代理店がタダでつけてくれていたので”仕方なく”とっていただけである)…。

ちょっと話はそれる。

一昨日もホリエモンにツッコミを入れたので、もう入れたくはないのだが、また入れる。

ホリエモンって仕事はできるのだろうが、どう見ても、人の心を読めなさそうだし(老人の目の前で「老害」と発言するぐらいだから…)、気は利きかなそうだし、人づき合いが上手いようにも思えないし、物事を計算して話しているようにも思えない。

そのように、対人能力というか、その種の能力が低くても多くの人の共感が得られているのは不思議と言えば不思議なのだが、「このような人間でも実力さえあればあそこまでやれる…」ということを実際に体現しているからというのと、ホリエモンのあのように破天荒で無邪気な部分に惹かれるのだろうか?

…ちなみに私はと言うと、ホリエモンには人間的にあまりに広さを感じないし、一昨日にも申したとおり、服のセンスも悪いので、彼にはちっとも惹かれていません。

もちろん、若いのにあれだけやる能力には最大限の敬意を払いたいですけどね…。