裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

銭湯でふと思った猛烈にくだらないこと

まず、今回のコラムの内容はかなりくだらないということを前置きしておきます。

お暇な方だけどうぞ…。

 

私はたまに銭湯に行く。

銭湯の効用については以前(2004年12月7日)にも書いたが、最近はそれ以外の効用を知った。

 

ところで、私は、コーヒーには砂糖とミルクをたっぷりかけ、トーストには甘いものをたっぷり塗り、何よりも甘い食べ物が大好きで、辛い食べ物が苦手で、珍味もダメで(納豆・梅干・らっきょうなどは全部ダメ)、ネコ舌で、お酒にも弱い…というような「お子ちゃまダメダメ人間」なので、当然、水風呂やサウナのような大人のたしなみが大嫌いであった。

あんなものに入る人の気が全くわからなかった。

 

しかし、ある時、友人が、「サウナや熱い風呂の後の水風呂は疲れが取れるから入ってみろよ…」と言うので、渋々、水風呂に入ってみることとした。

入ったときは心臓が止まるかと思うぐらいに冷たかったが、入っているうちに多少は慣れてきてだんだん心地が良くなった。

そして、風呂を上がった後にはこの上ない爽快感が身体を駆け巡り、実際に、一気に体中の疲れがとれた。

それ以来、銭湯やスーパー銭湯に行った際にはできるだけ水風呂に入るようにしている。

これはお子ちゃま人間であろうとオススメですぞ。

 

ところで、銭湯のおもしろいところは人の身も心も裸にしてしまうところにあると思う。

大変失礼な話だが、私は銭湯で人物観察をするのが楽しくて仕方ない。

 

そこでは普段その人間を包む社会的地位や威厳は何も表に出ない。

まさに裸一貫で勝負(?)せざるを得ない状況がそこにはある。

外ではスーツを着てネクタイをしてしっかりと仕事をしているであろうおじさん達であろうと、心もろとも裸になって風呂場に入ってしまえば、愉快なワンダーランドを形成する一員となってしまう。

 

そもそも、他人を気にする人や、恥ずかしがり屋さんな人が銭湯になんぞ行くわけがないのだが、基本的に皆さんともまったく自然体でいらっしゃる。

どんなにお腹が出ていようと、驚くほどお粗末(?)であろうと全く臆することころがなく堂々としているのが見ていて気持ち良い(特に後者は…)。

 

「こうはなりたくねえな~」と思ってしまうような恰幅の良いお腹をした方々ご自身は周囲を全く気にしている様子はないが、私にとって彼らは、「節制して生活せねば…」と気を引き締めるための反面教師としてものすごく役立っている…。

 

キックボクシングのジムでえらくいい身体をした男ばかりを目にしているせいもあるが、それにしても、銭湯でオッサン達のお腹の出具合を目の当たりにすると、見ていておかしいというか悲しくなってくる。

ビールのせいなのかどうかはわからないが、お腹だけがポコっと出ていてこの上なく不健康な印象を受けるのである。

 

スーツを着ると威厳があるおじさんが私服姿になると途端にその威厳を失うというようなことは良くあることだが(そのセンスを疑うことも多々…)、裸になると威厳も何もあったものではなく、ただただ反面教師としてしか映らない。

しかも、これらは絶対に年齢だけのせいでこうなっているのではなく、全く他人の目を気にしていない&健康について考えていないからこうなっているとしか思えない(年配でもそうでない方もいらっしゃるし…)。

男性全般とももうすこしその辺について意識して生活をして欲しいものである。

 

また、若者の場合、「家に風呂がないから」だとか、私のように、「家の風呂が狭くたまにはリフレッシュしたいから」という理由で来ていることが多いため、常識人が多いのだが、おじさん達はおそらくは家に風呂があるのにもかかわらず、あえて銭湯に来ているわけで、それだけに一癖も二癖もある人が多く、見ていてかなりおもしろい。

銭湯には、例えばこのような人種が生息している。

 

意味もなく何度も身体を洗う半アルツハイマーじいさん。

ずっとシャワーを流しっぱなしにしながら、効いているのか効いていないのかわからない顔へのパッティングを延々と繰り返す恍惚じいさん。

地べたに座り込んで足を開いて豪快に身体を洗う剛の者。

私に見られていることに気づかずに延々と急所を洗い続ける異常潔癖おじさん。

かかり湯なしでいきなり浴槽に浸かるセクハラ(性的いやがらせ)オヤジ。

ほとんど浴槽に浸からず、何のために銭湯に来たのか理由がわからないおじさん。

数種類のシャンプーやリンスを用いて何度も髪を洗うヘアケアおじさん。

意味もなく変なうなり声を上げて浴槽に浸かるナルシストおっさん。

「銭湯でするのはなんとなくやめて」という心の声が届かない屁こきおじさん。

 

…そのありさまはまさしく百花繚乱の様相を呈している。

あたりまえのことだが、これらがほとんど無口の空間で繰り広げられるから見ていておもしろくてたまらない(かかり湯なしとかおならは不愉快だが…)。

彼らの特徴一つには、やたらと水資源を無意味&無駄に使うというのがあるのだが、銭湯としては迷惑&だから自宅ではダメなんだろうな~と思ってしまう。

あと、白いブリーフをはいているというのも特徴でした(笑)。

 

ところで、浴槽につかりながら延々と上半身のストレッチ運動をしている私も周囲から変な目でみられているのかな?

 

そう言えば、深夜まで飲んだ後にサウナに行くと、みんな酔っていることもあって、ダメオヤジたちのもっと激しい生態を見ることができておもしろいよな~。

 

【追記】

風変わりな行動を繰り出すのは一部のおじさんだけであって、他のおじさんは、ごく普通に、人によっては粋に銭湯を利用されています…。