裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

連続ストップ安時における信用取引の怖さ…

株に詳しい人はあまり読まなくて良い内容です…。

ライブドアの株主が20万人以上もいるのならば、信用取引で目一杯張ってライブドア株を買っていた人もいるであろう。

 

細かい話は省略するが、信用取引では、例えば300万円の元手があった場合、購入した株を担保として証券会社からお金を借りることができ、約3倍の約900万円ぐらいまでの株を購入することができる。

もちろん、所持している株を担保とするわけだから、担保価値が下がれば購入できる総額も減っていくこととなる。

 

仮に、ある人が、事件発覚直前に300万円の元手で、ライブドア株を700円で10,000株、すなわち700万円分買っていた人がいたとする。

そして、今現在、700円の株価だったライブドアの株価は176円となり、それでも、まだ寄りついていない(取引が成立していない)。

仮に、176円で寄りついたと仮定しても、(700-176)×10,000=524万円の損失が生じることとなる。

そうなると、その人は300万円の元手を全て失うばかりか、224万円に近い借金を証券会社に対して背負うこととなる(おおまかに言えばだが…)。

 

「300万円の元手で危険なライブドア株を700万円分も買うヤツが悪い」

と言う人がいるとすれば、その人は株をわかっていないともいえる。

普通、株は自分の好きなところで損切りすることができる。

700万円で買った株の価値が690万円になった時点で損切りすれば、自分の損は10万円で済むわけで、元手は290万になるだけなのである。

流動性や自由性の高さは、(不動産などと違って)株の持つすばらしい部分なのである。

ただ、今回が異常事態なだけなのだ…。

つい最近までだったら、ライブドアのチャートを見て、「これはもっと上がるな」と思う人がいても少しもおかしくないであろう。

 

「株は自己責任だ。リスクは受けなきゃ」

と言う人がいるとすれば、その人もわかっていないことになる。

まず、このような不正は株主という立場からはなかなかチェックしにくい。

偽りの情報を使って急速ながらも一本調子な成長を演出したり、話題を振りまくことや株式を激しく分割して株高を煽ったりして、実態を伴わないまま上昇を続けた株価ではあったが、直接の下落の原因は、経営陣の逮捕や上場廃止の恐れやウソに塗り固められた経営だったことへの失望やそれによる信頼の失墜だったわけで、そんなものを想定できる人なんて誰もいないわけだから(当人たちですら想定外なのに…)、今回ばかりは自己責任とは全くいえない。

 

話は戻るが、実際問題として、先ほどのような例の場合、払おうにも払えずに借金(追証)を踏み倒す人はかなり多いだろうし、証券会社もいちいち裁判なんぞやってられないだろうから、踏み倒された場合はおそらく証券会社が泣きをみるのであろう(わからんけど、保険なんかにでも入ってるのかな?)。

 

…と、個人も証券会社もライブドアのせいで大泣きをみるわけである。

 

【追記】

結局、ライブドア株は155円で寄りついた模様です。

これから、壮大な”ババ抜き”が始まるのか~(笑)。

ちなみにここからは自己責任ですな…(笑)。