裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

日本橋が世界的名所?②

私は日本が外国人にとって観光的に魅力のある国だとは思わない。

観光するうえで大事なことは、一に物価、二に情緒や景観、三に母国からのアクセス、四に人だと私は思う。

物価は世界トップレベルに高く、情緒や景観はボロボロで、飛行機以外の交通手段以外で来るのが難しいうえ、欧米からは遠く、親切でも日本語以外ろくにしゃべれない国民を持つ国に外国人を積極的に呼ぼうというのには無理があるように思う(笑)。

私が欧米人だったとしたらおそらく日本よりはタイや中国に行く(実際、タイには1年間で1,000万人、中国には3,300万人もの外国人旅行客が来る)。

今回は日本橋の件に触れているので景観や情緒についてふれる…。

第二次世界大戦後、景観を大事に街を作ってきたドイツ人と、経済発展だけに重きをおいて景観を完全に無視して街を作ってきた日本人の差は開きすぎている。

およそ「調和」という言葉とはかけ離れた醜い建物がならぶ都市はおろか、田舎に行って、美しい山々を眺めても大抵はわけのわからない建物やボロい掘っ建て小屋、もしくは送電線のひとつぐらいは目に入るし、海原を見ても同様な建物や送電線、もしくは護岸工事の跡が目に入るから救いようが無い。

前出のドイツにおける海外からの1年間あたりの観光客数は約1,800万人なのに対し(今年だけは多いだろうが…)、日本は500万人なのだそうだが、両国の観光的魅力の違いを考えると妥当かむしろドイツが少なめといったところではないだろうか…(タイの半分というのも十二分に納得できる)。

ところで、日本は「文明の衝突」で有名なサミュエル・ハンチントン博士の定義によれば世界八大文明のなかの一つの文明になるわけだが、そういう意味では有利である。

ドイツの隣国のフランスには年間世界第1位の約7,500万人もの人が訪れる。

フランスとドイツでこんなに差があるのかについて考えればわかるが、これは両国が同じような文明圏にあって、「ドイツに行くならフランスやスペイン(同5,200万人)やイタリア(同4,000万人)に行くか…」となりやすいからであろう。

今回は日本橋と関連が薄かったが次回へ続く。