裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

日本橋が世界的名所?④

実は①~③で言いたいことはほとんど述べたのだが、ここで脱線しまくりの補足的な意見を述べさせてもらう。

「景観改善」や「観光振興」という面に目をやるのであれば、もはや手遅れ気味なハード面にわざとらしく手をつけるより、お金のかからないソフト面の改善策があると私は思う。 日本橋に空を取り戻す事業に取り組む前に是非ともやったほうが良い思うのは、「東京の観光名所からのホームレスの排除」である。 東京の中の観光地として有名な浅草あたりの隅田川も上野公園もホームレスの住居と化していて風情も何もあったものではない。 上野の西郷さんなんてホームレスに取り囲まれている感すらある(笑)。

新東京タワー」とやらも墨田区に決まったらしいが、「観光名所にするならあの隅田川沿いや墨田公園のホームレスを駆逐しないと全く話にならんわな…」と思う。 難ならホームレスを収容・入居させるための費用として、3,000億円もする事業費の100分の1だけでもお金を使ってあげて良いように思う(笑)。

久々に行政を擁護するが、「最近は借り上げ住宅に格安で入居させる支援策や就労支援対策および景気回復のおかげで東京23区内のホームレスが急減している(要旨)」と昨日の日経新聞にて報じられていた。 1997年までは3,000人台、1999年~2004年までは5,000人台で推移し、現在は3,773人になっているのだという(ホームレスの本場である大阪はわからんが…)。 支援策で1,200人が借り上げ住宅(手厚すぎな気もするが…(笑))に移ったということなので、ちょうどこの数が路上から消えた計算になる。 あと二押しか三押しぐらいがんばって欲しいものである。 

ところで、「ホームレスを隔離したり、見えなくする街は不気味だ」だとか「教育効果が薄れる」というようなへそ曲がりなことを言う人が世の中にはいるのかもしれないが、私はそのような論調が大嫌いなので事前にことわっておく(笑)。

前回に「外国の人が日本をどう誤解しているか?どうやったら誤解が解けるのか?」と書いたが、政府の観光関連の資料に目を通すと、実は、「世界の国々には日本の物価の高さが実際以上に誇張されて伝わっていてそれが観光客数が伸びない大きな原因になっている」というようなことが書かれている。 移動にはジャパンレールパスという恐ろしく治外法権なシロモノが存在するが(7日間で28,300円、14日間で45,100円、21日間で57,700円で新幹線(のぞみ以外)も乗り放題)、いかんせん宿代が世界の国々に比べて高すぎるというのだ。

以前にも、「基本的な宿の宿泊料金を下げずに何がヴィジット・ジャパン・キャンペーンだ!」というようなことを毒づいたが、「一般の宿が高すぎる」という理由で、ホームレスが集結している山谷のドヤ街がバックパッカー街になっている時点で観光イメージ作り的に終わっている(ホームレスがらみの話が多いなあ…)。

役人や政治家が硬直的な法律を作るからこのようなことが起こるのである。 そうそう、今回で日本橋の話は終わりだし、結局日本橋についてけちょんけちょんに書いたうえ脱線しまくったけど、江戸時代自体には誇らしい要素がたくさんあると思うので、明日はその辺について書きたい。 長々と読ませておいて、何のオチもない締めになってすみません…(笑)。