裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

経済や財政の疑問について

1週間ほど前にmixi上で書いたのだが、「足あと」を見たらあまりにその数が少なく、ちょっと残念なのでブログのほうにも転載しておく(こちらも読者は少ないと思うが…)。

世の中には、実に色々なことを言う人がいる。

場合によっては同じ議題に対して真逆な意見が出てくることがあって、しかも、一見するとどちらにも説得力があるように見えることは多い。

こうした問題について、自分なりに色々と読んだり考えたりしたが、考え抜いた結果、俺としての考えがおおよそ固まっている件について下にメモをしておく。

円高が望ましい」と言う学者がいるが、やはりこれはどう考えてもおかしいと思う。

やはり、徹底的に自国通貨安戦略を取るべきだと思う(理由について説明すれば長くなるし、このブログのどこかで書いていると思うので省く)。

どういう方法が適切な円安誘導策なのか俺にはわからないが、荒っぽい方法としては通貨(日銀が無理なら政府紙幣)を刷りまくって、日本でも政府系ファンドを作って、中国のように海外資産を買って運用するというような手があるのかもしれない(まあ、ファンドは日本人や無能な日本政府には向いていないかもしれないが…)。

国債を刷っても、購入しているのが日本人だから大丈夫だ」「償還された利子を受け取っているのも同じ国民」という意見もおかしい。

これもなんだか説得力があるように思えたりもするのだが、やはりよくよく考えれば、国民の資産だからといって国が勝手に使っていいわけがなく、そこを混同する意見はイカサマだと思う。

郵貯・かんぽや銀行は国債を買って、経費を引いて、残りの二束三文を利子にしているが、自分で国債を買わずに郵貯に預けるリテラシーの国民を育成したのは誰だ?と大真面目に思う。

残念ながら利子を受け取っているのは日本郵政と銀行だ(笑)。

ちなみに、国民の貯蓄は大きく減り始めていて、近い将来に買い支えることができなくなるという予測が各所で出始めている。

亀井大臣はそこをフォローするために貯金限度額2,000万円を打ち出したのだろうが、彼の「財政危機というのは財務官僚の作り出したフィクション」という意見こそは亡国の意見だ。

かといって、仙谷大臣のように自分の立場をわきまえずに不安を煽るのも問題だ。

上げ潮派の意見には長らく好感をもってきたのだが、「消費税は上げないでも、無駄を削れば大丈夫」ってのはウソだとわかった。

やはり、どう考えても日本の税金は安すぎる。

高齢化しなくたって税率を上げないと破たんすると思うが、高齢化すればなおのこと。

経済のパイを縮小させないために法人税は下げることが望ましいので、上げられるのは規模の大きな税では消費税と所得税相続税しかない。

また、「庶民」とやらはろくに税金を払っていないのに、行政に多くのことを求めすぎる。

俺だって年齢の割にはそこそこ納得できる収入があると思うのに、社会保険料はともかく、税金はそんなに取られてないもんなあ…。

消費税は毎年1%ずつ上げるとすれば、消費も前倒しになるのではないだろうかと長年思っているのだが、この意見は甘いのかな~。

最良なのは、先に述べた政府系ファンドがお金を作ってくれることなのだが…。

ここまで書いていて思うのだが、「金を刷ってファンドが運用するか国民に配る」と言いながら「借りた金は税金を上げて返すしかない」と述べることに我ながら矛盾を感じなくもない(笑)。

いまだにナゾに思っていることは二つ。

そう遠くない将来に日本国内で国債を購入する能力がなくなって外国に引き受けてもらうしかなくなることで日本において財政インフレが起きると多くの人が思っているのに、最近ほんの少し上がったとはいえ長期金利の変動はそれほどなく(おそらくは動くときに一気に動くのだろうが…)、また、フラット35のような長期固定ローンが成立しているが、これも俺にとって大きなナゾ。

あと、ここ20年間、日本経済を停滞させた最大の戦犯はデフレと円高だが、財政インフレが起きればこの両方が過激に解消するわけで、果たしてこれにはいい面もあるのか?というのも俺の中で大きなナゾ。

まあ、マイナスがあまりに大きいのでプラスがあっても簡単に消されるのかな…。

少なくとも賢い人は、仮に住宅ローンを借りるなら長期固定で借りるべきだし、マネーがある人は半分以上を円でない通貨か外債で持つことを考えたほうがいいよな…。

一応、AAA(トリプルエー)の米10年債の過去の平均利回りは5~8%ぐらいなのだから…(今は4%弱。また、日本が危うくなったら米国債が受ける影響も相当なものだろうが…)。

もちろん、まだ猶予期間があるが、気配が見えたらなんらかの手を打たないとね…。

ところで、1ststepさんからmixi上で頂いたコメントに人民元の切り上げについて触れられていたのだが、人民元は外に持ち出せない通貨だから投資対象としては考えてこなかったのだけど、調べるとFXでなら手を出せるのですね…。

とはいえ、買いでも売りでもスワップポイントが結構なマイナスに設定されているとあるから、金利の恩恵が受けられないどころか金利を支払わなきゃいけないようですな…。

でも、かなり妙味がありそうな気はしますが、素人のオイラにゃ手が出ませぬ。