裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

最近の政治考⑤ 民主党政権でガッカリしたことをこまごまと…

民主党政権で個人的にガッカリしたことをこまごまと…。

まずは、酒税法の改正をしなかったことにガッカリした。

「ビールと発泡酒第3のビールの税率だけは一緒にしてもらって、誰のためにもならない不味い飲み物を駆逐して欲しい」と4年前に書いたのだが、全く改正はなかった。

個人的な矜持でビール以外は一切飲まないようにしているが、その分税金をとられている(泣)。

農業政策で飴だけで終わったことにもガッカリした。

前回の選挙前は戸別補償に反対ではなかった。

それは、貿易自由化による食糧輸入自由化減反廃止によって一気に農作物価格が安くなるが、かわいそうだからその差額を直接支払いで生産農家に補てんしてあげますよ…という政策と理解(誤解)していたからだ。

ところが、個別補償だけやって減反廃止や自由化を進めなかったので飴だけやって終了。

しかも、大規模化には大きく水を差し、零細兼業農家が大規模農家を志す人から土地の貸し剥がしをするなどという許せない事態まで起きた。

農業は1,000円の付加価値を生み出すのに0.678時間もかかり(2007年内閣府。全産業平均は0.223)、全産業でも最も労働生産性が低い産業なのは、保護政策とバラマキのたまものだ。

農地売買にルールがありすぎたり、法人化を阻害したり、法人化が進まなかったり、農協の存在そのものだとか、いい加減にしろと思うことばかりで、農業のことになるとどうも腹が立ってしまう。

零細兼業農家保護は百害あって一利なしで、保護がないとやれない零細兼業農家は即時農業をやめていただいて結構だし、いい加減に大規模化・若返りによって効率を上げないと先に述べた通り、国民の労働資源が有効に使えない。

零細兼業農家憎しが頂点に達して、もはや、個人的には日本の農家の作る米は食べたくない。

仮に将来、カリフォルニア米などが輸入され始めたら俺は絶対にそっちしか食わない。

まあ、俺の要望を嫁が聞くかどうかはしらないし、そもそも最近は米の代わりにキャベツや他の野菜を食べることが多く、家では米をほとんど食べていないのだが…(笑)。

あと、この20年、何故に日本だけが世界に置いてけぼりを食ったかということの総括ができていないから、TPP反対だとかそういった発想が出てくるのだと思う。

反対をすることで利益を得るセクターは生産性が最も低い産業しかないのに、それを必死に保護して生産性の高い産業の足を引っ張って、何が生まれるというのだろう。

俺にはどうしても理解できない。

しかも、野菜や肉を生産してもほとんど上昇せず、米を作って米が余った時に上昇する、クソ農水省レトリックの自給率とやらを、しかも燃料エネルギー資源のない日本で論じて何の意味があるというのだろう。

国民の豊かな食を論じるなら鮮度が大切な青果の自給率を100%に近づけ、穀物は二の次だと思うのだが、役所の発想は真逆だ。

確かに、薬事法とか知的財産の件で譲歩してはいけないところはあるだろうが、そんなことで大局観を失うようではいけないのである。

大局観といえば以下のことについての述べておきたい。

経済発展のためには規制緩和が欠かせないと言われるが、規制は数多くあれど、最も行われるべきなのは実は解雇規制の緩和のような策であり、これこそが国を活性化させるし、求人を生むのだが、このところ規制が強化されこそすれ緩和されるようなことはなかった。

不動産賃貸で入居者の権利を認めすぎたから、貸すのに連帯保証人だの敷金・礼金だの必要になるのと同じ理屈で、こんなにクビを切れなかったら求人も生まれないし、若者も雇えないし、必要な産業に人が流れんわね。

とはいえ、就職ではなく就社でずっとやってきた日本企業において、中高年で解雇されるリスクは他国の比ではなく、この国が長年に渡って慣例で続けてきたシステム全体の敗北といえると思うし、この報いは大きいと思う。

既に廃止になったが、悪名高かった子供手当についても個人的には子供手当にも実は反対ではない(もちろん保育所拡充などの現物支給優先にして欲しいが…)。

というのは、本来、「年金を減らして、子供を産み育ててくれた子供の親に回す」というのは正しい解であり、グローバルスタンダードな考え方だと思うのだが、投票年齢が57歳になったらそんなこと通らんわね。

あと、毎度争点になるが、本来は大した争点ではないと思うのは議員定数や政治とカネの問題で、もちろん議員は減ればいいし、カネの問題もクリアになればいいが、それが国の大事を左右する問題ではないということは明らかだ。

ただし、参議院の必要・不必要の有無というのはものすごく大きな争点で、もちろん不要というのが私の認識である。

次回は最後に金融政策について書く。