裏GOODDAYS 日々の随想

こちらは日々の随想を吐き出している裏ページです

隣のことより自国のことを

日本人はとにかく韓国に危機が迫るのを見るのが好きな国民なのか、そういったニュースは常にランキングの上位に表示される。

THAADミサイル配備を理由に中国と韓国の関係が一段と悪化し、韓国は経済面・文化面などで相当なダメージを受けているようである。

それを嬉しそうに報じる記事が多いのだが、個人的には中国のダーティーさに対する不気味さばかりがつのる。

日本も慰安婦像の件で韓国といざこざがあるが、韓国との関係が悪化しても日本にとってはさほど痛くも痒くもないのでどうでも良い問題である。

アパホテル会長がアパホテルに自らの著書を置いてある件に関しては、中国政府が一民間企業の行為に対してコメントを出す始末だが、これに関してはコトが大きくならないか心配な面もある。

確かに南京大虐殺の死者数は、当時の情勢を見るに、三国志で当時900万人しかいなかった中国で赤壁の戦いで100万人が死んでしまったと書くのと同じようなレベルに誇張されたものだと思えるが、実際のところどうだったかは俺にはわからない。

しかし、過去に何度も述べているように戦前の日本人の国内外における人の命を命とも思わない所業、組織力・トップの無様さのどれをとっても全く褒められたものではないのでこれらをかばっても仕方がないとも俺は思う。

かばっても仕方ないものをかばうことはないと思うし、外に向けて発信すれば良いのに内弁慶極まりないのもどうだかと思う。

中国も本音では難癖をつけたいだけだとも思うが、建前上、中国がしているのは一応は過ぎてしまった歴史に対する批判ではなく歴史認識に対する批判である。

一部誇張されたりねつ造されて腹が立つにしても戦争に敗れたのだから、過去は切り離して否定するなり、認めて終わりにしてしまえば余計な苦労せずに済む話なのだ。

中国が韓国と同レベルの国家であれば関係悪化も辞さなくて良いであろうが、今日の世界において経済力・軍事力において全くそのような状況ではない。

トランプ氏やプーチン氏や中国の跳梁跋扈ぶりを見てもこれからの世界はきれいごとでは済まされない。

世界各地の人権弾圧を見て見ぬふりをする世界になっていくのだろうが、せっかく選挙をさせてみても民主主義が根づかないところにあれこれ手を入れても痛い目に遭うだけなのだからもはやほっとくしかないのだろう。

購読している読売新聞の社説や論評にはトランプ氏に対する説教口調のような文脈で書かれていたり、アメリカが世界の警察官であり続けるのが当然と言わんばかりの文章が目につくのだが、中露を見ても米英を見てもEUを見ても理想を語ってもしょうがない恐ろしい時勢になってきているのである。

つまらぬことにムキにならず、冷静に損得を考えて行動しないと痛い目に遭う嫌な世の中である。

隣の国を見て自らの国の危機を未然に防いでいきたいものだと思う。